2021年7月27日に世界文化遺産登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つです。
小川原湖から西に約3.5㎞の台地上に立地する、今から約5500~4000年前(縄文時代前期~中期)の貝塚を伴う集落遺跡です。遺跡から湖沼地帯の人びとの生活や、貝塚の下層と上層で堆積する貝殻の種が違うことから、当時の環境変化を知ることができます。
遺跡の東側にあたる史跡公園では、竪穴住居や貝塚の貝殻が散布している状況がご覧になれます。またガイダンス施設の二ツ森貝塚館では、動物の骨や実物の貝塚を剝取った断面など貝塚ならではの資料を展示しているほか、各種体験講座を開催しています。事前予約をしていただければボランティアガイドの案内を受けることもできます。ぜひ足を運んでいただき、縄文時代の人びとの暮らしに思いをはせてみませんか。
☆二ツ森貝塚史跡公園
・住所:青森県七戸町字貝塚家ノ前 地内
・料金:無料
・時間:9:00~17:00(12月~4月中旬まで冬季閉鎖)
・アクセス:①JR東北新幹線七戸十和田駅、道の駅から車で約20分
②青い森鉄道上北町駅から車で約10分
③東北自動車道七戸ICから車で約5分
☆二ツ森貝塚館(史跡公園から約800m)
・住所:青森県上北郡七戸町字鉢森平181-26
・料金:無料
・時間:10:00~16:00
・休館日:月曜(祝日の場合は火曜)、祝日の翌日、年末年始(12/27~1/4)
・アクセス:①JR東北新幹線七戸十和田駅、道の駅から車で約15分
②青い森鉄道上北町駅から車で約10分
③上北自動車道七戸ICから車で約5分